しつけ

子どもを叱ってばかりの育児にさよなら出来る魔法の言葉3選

また!こぼさないようにって言ったのに!

叱りたくないのに、毎日毎日子どもを叱っちゃう・・・

どうしたら叱らない育児が出来るのかしら・・・

 

こんにちは、ライターの つみき です。

子どもたちは、何度注意しても同じことをしたりするんですよね。

気を付けてって言ったばかりなのに、食べ物や飲み物をこぼすし。

ママの仕事を増やされるばかりで、だんだんイライラ・・・

つい、大きい声で、強めの口調で叱っていませんか?

叱りたいわけじゃないのに。大声を出したいわけじゃないのに。

出来るなら、優しく穏やかに注意して終わりたいのに、
日々の忙しさと思わぬハプニングで、ついカッとなっちゃいますよね。

毎日イライラしながら叱ってしまうママたちに!

今回は、3つの魔法の言葉を授けます!

この言葉を思い出すだけで、イライラがちょっと収って
一呼吸おいて、優しく注意できるようなママになれるはず。

どこのママも、イライラして叱っちゃう

こんなに毎日イライラして、きつく叱っちゃうのって
私だけなのかしら・・・?

いえ、そんなことありません。

子育て中のママは、いつも忙しくて、どうしてもイライラしてしまって、
つい叱ってしまうことが多いようです。

・やりたいことがたくさんあるのに、泣き止んでくれなくてイライラ

・コップに気を付けてって言ったそばから、コップをひっくり返されてイライラ

・おもちゃは片づけてって何度言っても聞いてくれなくてイライラ

などなど、日常でイライラポイントは数えきれないくらいあります。

もちろん、子どもはかわいいし、愛しているから、
出来れば叱りたくないんだけど・・・そうもいきません。

分かってはいても、抑えられないことがしばしば。

子どもに対してだけでなく、ソファで横になってテレビを見てる夫にも
イライラから当たってしまったりして・・・

叱った後は、自己嫌悪に陥って、
「私ってだめだなぁ・・・」と反省しているママも多いみたい。

どこのママも、そんな感じです。

イライラして叱るの、嫌ですよね。

このイライラがちょっと収まるような、魔法の言葉をこれからご紹介します。

イライラとさよならできる、魔法の言葉

言葉だけでイライラが鎮まるなら、そんなに楽なことはありませんが、
ちょっと言葉を意識するだけで、少しは抑えることが出来ます。

疑ってかかっては、効果がありません。

一度、心をまっさらにして、リセットして、
初めて聞いた言葉のような気持ちで、読んでみてください。

子どもは出来るようになることがたくさんある

子どもは、何もできない状態で生まれてきます。

そこから、ママやパパたちの助けを借りて、一つ一つ習得していくんです。

その繰り返しで、子どもたちは出来ることが一つ一つ増えていきます。

 

イライラしていると、どうしてもできないことに目がいってしまいます。

出来ることもたくさんあるのに、出来ないことばかり目をつけて、叱ってしまいます。

叱ってしまったことにまたイライラしてしまって、負のスパイラル。

そのスパイラルを、一度断ち切りましょう。

子どもたちの出来ることを見つけて、褒めてあげるターンを組み込みましょう!

意識して、褒めてあげることが大切です。

 

叱ってしまったことばかり振り返っていませんか?

実は、気づかないうちに、自然に褒めてあげたこともありませんか?

本当に褒めることはないですか?

褒めてあげていたこと、忘れていませんか?

 

同じことで何回褒めても、子どもたちは喜んでくれますよ。

子どもたちは、いつでも、ママに褒めてほしいって思っていますよ。

 

たくさん叱ってしまったら、その回数を上回るくらい褒めてあげましょう。

新しく出来たことで「よくできたね!」と褒めてあげて、
前から出来ていたことで「相変わらず上手だね!」と褒めてあげる。

子どもを褒めてあげられた、ということで、
ママ自身の自己嫌悪のイライラを鎮めることも出来ます。

改めて子どもの褒める点を探してみると、
見落としていた我が子の成長に気づくことが出来ますよ。

「なんだ、出来ることもあるじゃないか」ということに気づくと、
自然と、出来ないことへのイライラも、だんだん許せるようになってきます。

これから出来るようになるんだな、と。

子どもへのイライラと、自己嫌悪のイライラとのスパイラルを
「褒めること」で断ち切るのです。

子どもたちも嬉しいし、ママも気持ちが楽になる魔法の言葉、

「子どもは出来るようになることがたくさんある」

です。

子どもとは、そういうもの。

本気で遊んで、本気で汚して、本気で散らかして、
本気で走って、転んで、本気で泣いて。

それが、子どもたち。

イライラしないためには、子どもたちのその姿を、
そのまま認めてあげることも効果的です。

 

私が大学生の頃、ある食事会に誘われたことがありました。
外国の学生や近所の方たちも集まった、結構大人数のパーティーのような感じ。

そこでは、ちょうど走り盛りの子どもたちが何人か来ていて、
みんなが食事している間も、楽しそうに走り回ったり、話しかけたりしていました。

お母さんたちは、やめなさい、と叱るのですが、
1人のお母さんは、叱ることはしません。

そして、私に聞こえるように言った言葉があります。

「子どもは罪人だから。」

その考えを持つ理由とか、深くは聞けなかったのですが、
子どもに対する考え方が、全てこの言葉に集約されている気がしました。

 

悪いこと、迷惑なこと、困ること、なんでもしてしまう。
それが子どもなのだ、と。

その姿こそ子どもたちだ、認めているんです。

子どもは困ることをするものだから、そのままでいい、それでいい、という考え。

大人と比べてしまうと、「なんでこんなことするの!」と思ってしまいますが、
子どもたちはそういうことをしてしまうものだ、と思えば、
割り切ることが出来れば、許せるようになってきます。

そのお母さんも、うまく割り切っていたんだと思います。

子どもがママを困らせることをするのは、普通のことなんです。

普通のことなのに、イラっとして叱ってしまう必要はないんです。

それが普通なんです。

子どもたちの行動をそのまま認めてあげられるような魔法の言葉、

「子どもとは、そういうもの。」

です。

細かく伝えたら、子どもたちは分かる。

こんな経験ありませんか?

「これ、その辺に置いておいてー。」

「大体でいいから、分けておいてー。」

指示されたはいいけど、その人が求めていることが、イマイチ分からない。

夫婦間でも、仕事中でも、あいまいなことが多いとうまく伝わらないですよね。

これは、子どもでも同じ、それ以上です。

 

大人なら分かるようなことでも、子どもたちには分からないことがたくさんあります。

大人の思う「普通」は、子どもたちの普通ではありません。

(これは大人同士でも言えることなんですけどね、
妻の普通は夫の普通じゃなかったりして。

もし、子どもに何度も同じことを叱ってしまうようなら、
叱っている内容が子どもたちに伝わっていない可能性があります。

叱り方をちょっと工夫すれば、叱る回数を減らせることにつながります。

「何回言っても分からないのね!」というイライラを減らすことができます。

 

子どもたちは特に、ぼやっとしたことを伝えても理解できません。

「危ないから気をつけて」

「その辺早く片付けて」

大人であれば、何を求められているか理解できるかもしれませんが、
子どもたちにはぼやっとして聞こえるので、具体的に何をしたらいいか分かりません。

そして、子どもたちは「まあいいや」と思ってしまうので、
一度叱ったことでも覚えていないわけです。

子どもに何かしてほしい時、意識してほしいことがあるときは、
出来るだけ具体的に伝えましょう。

「危ないから気を付けて」→「コップを倒さないようにしてね」

「早くその辺を片付けて」→「床に落ちてる積み木を拾って、箱に入れてね」

厳しい口調にも注意して、命令口調にならないように。

 

ママだって、叱ってはいけないと思って全部我慢するわけにもいかないし、
子どもが何かを出来るようになるには、教える必要があるし。

気を付けるのがどういうことなのか、片付けるのがどういうことなのか、
まずは具体的に教えてあげるようにしましょう。

その積み重ねで、だんだん分かるようになってきます。

求められていることが分かって、そのゴールが分かれば、
子どもたちだって出来るんです。

ママがエネルギーを絞って叱ったことが無駄にならないように、
効果のある叱り方を実践してみましょう。

感情的になってしまったことの自己嫌悪も減るし、
子どもたちを叱る回数も減って、いいことがたくさんあります。

意味のある叱り方を意識させてくれる魔法の言葉、

「細かく伝えたら、子どもたちは分かる」

です。

きつく叱るべき場面もある。

いつでも平穏で柔らかいママでいたいところですが、
きつく叱って教える必要があることもあります。

大人になったら、簡単に許されることではないことを教えるには、
ママも本気で悪いことなんだ、ということを伝える必要があります。

・刃物など他人を傷つける可能性のあるような、危険なものを不注意に扱ったとき

・大切な約束を守らなかったとき

主にこの2つです。
これだけは、優しい注意だけでは足りないことがあります。

誰かを物理的に傷つけるようなことは、大人になったらすぐに警察沙汰ですよね。
子どものうちから、悪いことだとしっかり教える必要があります。

また、約束を守ることは、信頼につながることです。

約束と言っても、待ち合わせのようなものから、
商談の予定だったり、学校の校則、会社の就業規則も「約束」と言えます。

この社会は「約束」で成り立っていると言っても過言ではないので、
「約束」を守ることが出来ないと、大人になってから苦労することになります。

約束を破ることは、少なからず誰かを困らせることにつながるので、
少々きつめでも、しっかり教えることが必要でしょう。

叱ることは、愛があってこそ。

立派な大人になってほしいから、つい叱ってしまうんですよね。

何かを教える方法は、叱るだけではありません。

褒めることも、お願いをすることも、お礼を伝えることも、
子どもたちの学習につながります。

どこまで許すか何は叱るべきか
改めて考え直してみると、叱りすぎを防げるかもしれません。

ママはやることがたくさんでいつも忙しいから、
ちょっと子どもが手のかかることをすると、
ついイラっとしてしまって、叱ってしまうものです。

これも普通のこと。

子どもたちは、つい大人の手の焼けることをしてしまうんです。

これも普通のこと。

誰が悪い、ということではありません。

割り切りと優しさで、自分なりの子育てに向き合っていきましょう。

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