人間関係

思春期の友人トラブル!見守る?どこまで口出せばいいの?子どもも納得の大人の対処法

昨日まで楽しそうに友達の話をしてたのに・・・
何かあったのかしら?聞いてみてもいいかしら?

こんにちは、ライターの つみき です。

何歳になっても起こりうる友人トラブル

特に思春期に起こる友人トラブルは、手ごわいもの。

自分自身も経験したけれど、子どもがトラブルに巻き込まれたらと思うと、
親身になって助けてあげたいと思うし、心配になります。

子どものためを思うと、親ができることってどんなことでしょう?

自分自身が思春期の頃とは、ちょっと違っているかもしれません。

思春期の友人トラブル、実例を簡単にご紹介

中学から高校に上がりたての1年生の女の子Aさん。

今回の実例から、良かったポイントと悪かったポイントを
見てみましょう。

入学して2か月目の話。

ある日の放課後「直接悪口を言われた」という報告が
Aさんの親御さん(父)から担任にありました。

親御さんはご立腹で「どういう教育になっているんだ」と
1時間を超える長電話になったとか。

次の日直接Aさんに確認、悪口を言ったとされるBさんにも確認すると
「言われた」「言ってない」で事態は平行線。

目撃したという友人たちにも話を聞き、
最終的には今回話を聞いた全員を一度に集め、
その言葉は勘違いだ、という結論で解散。

今後トラブルにならないように、言葉遣いには気をつけよう、
という指導にとどまりました。

しかし、その後再度親御さんから連絡が。
「また悪口を言われているようだ」「もっときつく指導してほしい」

確認してみると、次は直接ではなく、SNS上でのトラブルの様子。
Aさんは「悪口をほのめかす内容が投稿されているようで、気分が悪い」
とのこと。

このあともトラブルは続いていきます・・・

良かった・悪かったポイントは?

早速ですが、ポイントを書き出していきます。

【良かった点】

・Aさんが親御さんに相談できたこと
・トラブルが起きてから短時間で先生に相談できたこと

【悪かった点】

・親が感情に任せて学校に連絡したこと
・トラブルが続いたことについて、学校を責めたこと
・親がAさんの話を細かく聞き取れておらず、事実と親の認識に違いがあること
・先生からAさんに話を聞いたが、Aさんから先生に相談することはなかったこと

学校に通い始めると起こりうるようなトラブルです。
身の回りでも、想像しやすい内容ではないでしょうか。

今回の良かったことは、まずAさんが親御さんに相談できたこと。

相談はしていなかったとしても、親御さんから、
Aさんが困っていることに気づくことができたことは良かった点です。

そして、すぐに学校に連絡してもらえたため、
学校は解決に向けて早くから動くことができました。

 

しかし、この親御さんは、Aさんがいじめられていると知って、
その怒りや悔しさに任せて感情的に電話をしたようです。

中には学校を責めるような内容もあり、
冷静に話ができる状態ではなかったようです。

また、2つ目のトラブルはSNS上だったからか、
親御さんはその内容を正確に把握できていないようです。

いずれにしても、学校はAさんから話を聞くことで内容はつかめましたが、
そもそも、Aさんは学校に相談したいと思っていたのでしょうか?

Aさんから話を切り出すことがなく、周りの大人が口を出しすぎなのかも・・・?

今後、自分の子どもにトラブルが起きたとき、
親として家族として、どう接していくのが正解なのでしょう?

子どものトラブルで、親がやってはいけない3つこと

学校に入る前の、幼児期のトラブルであれば、
親が積極的に話を聞いて、悪いことをしたなら謝らせる、
ということもあったかもしれません。

しかし、思春期となると、
親としてどこまで介入していいか、悩みどころですよね。

まず、絶対にやってはいけないことを心得ておきましょう。

①親が感情的になるのはNG

親に友人関係を相談するときは、もちろん悩んでいるときですよね。

せっかく話してくれたのに、親が感情的になって、
冷静に話を聞けない状況になってしまうと、
子どもは話をする気が削がれてしまいます。

 

聞いてほしかっただけ、ちょっと相談したかっただけなのに、
大げさなリアクションをしたり、必要以上に怒っていたりすると、
もう相談したくないな、と思ってしまいます。

その怒りをそのまま学校や相手側にぶつけるなんて、もってのほか。

そのあとも、感情的になっていいことはありません。

感情的になって放った親の言葉が、事態を悪化させるのです。

常に冷静に、子どもが言いたいことを正確にくみ取ってあげましょう。

友人たち、学校の環境がどのように自分の子どもに影響しているのか、
親は俯瞰して全体像を見ることで、
そのとき必要な言葉やサポートが見えてくるのです。

②親主導で解決しようとするのはNG

自分の子どもは心配でならないのは分かりますが、
子どもより先に親が行動を起こすのはやめましょう。

子どもから悩みを聞いた時、すぐに行動に移す親は、
そのほとんどが感情的になっています。

怒り、不安、不満、正義感などなど、
内容に応じて親もいろいろな感情が沸き上がってきますが、
その感情に任せて行動を起こすことは、円満な解決にはつながりません。

子ども同士の問題を早く解決させたいと思い、
相手の親に直接話をしに行ってはいけません。

話をしに行こうと考える親も多いようですが、
その行動は本当に必要でしょうか?

その行動が今後いい影響をもたらすでしょうか?

いくら言い方を気を付けても、そんなつもりはなくても、
来られた側は「文句を言いに来たんだ」と捉えます。

「子ども想いのいい親御さんね」なんて幻想です。
いい印象は全く与えません。

 

また、感情に任せて学校に連絡することもやめましょう。

感情に任せて連絡をすると、相手・学校を責めるようなことを
口走ってしまいます。

感情的になっていると、きちんと説明しているつもりでも、
意外と、同じことを何度も言っていたりします。

いつも以上に話が伝わりにくくなり、
余計にイライラが募り、ますます感情的になってしまいます。

 

心配なことがある、というレベルでの学校への相談はOKですが、
基本的には、先生は生徒からの言葉を直接受け取りたいと思っています。

当事者はあくまで子どもなので、学校に直接相談したいことがあれば、
極力子ども自身から話をさせるほうが、事態はスムーズに進むことが多いのです。

そして、学校に連絡することも、子どもが望んでいることとは限りません。

まずは冷静に、子どもと向き合うことが最優先です。

③親が自分の意見を主張しすぎるのはNG

もちろん、親は学生時代を経験していますから、
相談事を聞いただけで、なんとなくその解決策が思い浮かぶかもしれません。

先に謝ったほうがいいよ、とか、直接聞いてみれば、とか。

それは、その頃の自分の場合の解決策。

親はそうして解決したから、と解決策を押し付けても、
子どもがその方法・解決策を望んでいるとは限りません。

気持ちが乗らないのに無理に謝らせても、
事態が悪化する可能性だってあります。

最近の子どもたち同士のトラブルには、
親が学生だった時代にはない、
SNSという環境も複雑に絡み合ってきます。

その環境でも、その解決策が有効でしょうか?

一筋縄ではいかないトラブルが増えているのです。

そもそも、悩みの解決法は、
子ども自身が自分で見つけることが大切だと思いませんか?

その悩みを解決に導くプロセスも重要なんです。

最初から親の意見を主張しすぎると、
何かに困ったとき、自分で考えずに
すぐ親を頼るようになってしまうかもしれません。

話を聞いている親はもどかしい気持ちかもしれませんが、
子どもにとっては、悩んでいる時間も大事な時間です。

その大事な時間を奪わないように、そっと見守ることも必要ですよ。

SNSは親も把握しておきたいところ

SNSと言っても、媒体はたくさんあります。

TwitterやInstagramをはじめ、
誰でも動画配信できるようなサービスなど、
どんどん新しいものが増えてきています。

使い方、どのくらい把握していますか?

携帯を持つようになったら、必ずと言っていいほど使うSNS。

年齢関係なく、いずれかのSNSには登録している現代。

今の友人トラブルにも、SNSが絡み合ってきます。

悪口を書かれた、悪口をほのめかされた、という直接的な内容から、

充実感をアピールして、わざと相手の嫉妬心をあおるような投稿をする、
など、

相手がみて気分があまり良くないような投稿の種類も、多岐にわたります。

それが原因となり、次の日学校に行くと、変に気を遣い、トラブルに発展します。

そのような内容のトラブルを相談されたとき、
正確に状況を把握できるでしょうか?

「どうせSNSの話は親には分からない」と思うと、
相談する気が起きなくなるかもしれません。

相談したいのに、まずSNSの仕組みから説明しなければいけない、
それは正直、労力が必要で面倒だからです。

SNSを知らないことで相談しにくい環境を作りかねないので、
親も一緒にSNSを使うことをおすすめします。

親子でお互いにアカウントを知っておくともっと安心ですが、
そうでなくても、同じSNSの媒体を使うだけでもいいのです。

SNSは話を聞くだけだと、「もうついていけないわー」と思うかもしれませんが、
使ってみると、案外はまってしまうものです。

自分で投稿しなくても、誰かの投稿を見ているだけでも、
SNSの仕組みは大体分かるものが多いです。

実際、トラブルの元は投稿されたものを見ることから始まるので、

SNSを使って誰かの投稿を見るだけで、
子どもの相談に乗ってあげられるだけの知識をつけることはできます

今では、テレビ番組や有名人が公式でアカウントを作っているので、
好きな番組や芸能人の投稿を見ているだけでも、最低限の使い方は分かります。

そして、気になる投稿があったら親子の話題のネタにもなるので、
自然と親子のコミュニケーションが増えていきます。

普段からSNSでの話題があると、万が一トラブルがあったとき、
子どもは相談しやすくなります。

子どもたちの中で起きていることを、
親が完全に把握することはできません。

完全に把握できていないのに、感情的にモノを言われると、
子どもには不満が大きく募ります。

冷静に、トラブルの状況を正確に把握するためにも、
親が実際にSNSを使ってみることは、この時代には必要なことです。

トラブルが起きないことが一番いいのですが、
万が一に備えて、親ができることを準備しておきましょう。