仕事・職業

介護の仕事に向いている人、資格は必要?経験者がお伝えします!

介護職に興味はあるけど、

「自分は介護職に向いているのか?」
「資格は必要なのか?」

という点は、
気になるポイントだと思います。

私は介護職11年目です。

高校卒業後、介護施設に就職。
結婚を機に離職しましたが、
2人目出産後、旦那の地元の介護施設へ就職。

現在も働いています。

ここでは

1.どんな人が介護職に向いているか?
2.資格は必要か?

私が経験したことを交えながら
ご紹介します!!

介護職に向いている人の特徴

1.人とかかわるのが好きな人

介護は、人との関りが基本!!

・人との関りが好きな人
・人と話をするのが好きな人
・コミュニーケーションを取るのが得意な人
・人の話を聞くのが好きな人

が介護職に向いていると思います。

コミュニケーションが苦手・・・と
いう人も中にはいると思います。

私も人見知りでコミュニケーションを
取ることが苦手でした。

でも、介護職は嫌でも人と関わる仕事。

この仕事をして人と関わっていくうちに
コミュニケーション技術を身につけました。

2.相手の立場になって物事を考えられる人

認知症の方やお話ができない方、
お願いしたいことがあるのに言えない
遠慮しがちな方も少なくありません。

介護する人は、常に介護される方の立場に
立って考えるのが大切!!

例えば

「どうすれば喜んでくれるだろう」

「どのようにしたらもっと楽になるだろう」

「何を手伝ってほしいのだろう」

など

相手の気持ちに寄り添って考えられ、
行動できる方や介護される方の気持ちを推測し
行動できる方が向いています。

3.チームワークが気づける人

介護現場では介護職だけでなく
ケアマネジャー・看護師といった
職種と協力が必要になってきます。

利用者さんが快適に生活できるように、
情報共有やチームワークーを
意識することが大切!!

何度かチーム内で報告漏れがあり
危険な介護対応になりそうに
なったことがあります。

どの職業もそうですが
「ほうれんそう」がとっても重要!!

介護職は特に
利用者さんのけがや変化に
早急に対応しなければいけません。

誰か1人でも自己中心な行動をしてしますと
チームワークも崩れ、利用者さんに
適したサービスをすることが
できなることもあります。

4.気持ちの切り替えが早い人

介護職は日々、色々なハプニングや
終末期を迎えた方を見送る機会が多い仕事。

私も何度か看取りをしたことがあります。

最初、看取りをした時は、
ショックが大きかったです。

血のつながらない赤の他人でも
ほぼ毎日、お話をして仲良くなった利用者さんが
目の前で亡くなるのは辛い経験です。

いつでも悲しんでいられないのが現実・・・。

気持ちを切り替えれずに
離職していった人もいました。

辛いことも悲しいことも多くあるので
気持ちを上手に切り替える事が求められます。

5.広い視野で対応できる人

介護職は、広い視野を持って
日常生活における利用者さんの
些細な変化にも気に留める事が必要です。

「今日は体調が悪そう」
「いつもと違ってフラフラして歩いている」
「今日は機嫌がよさそう」と

変化に気に留められたら
利用者さんにあったよりよい介護ができます。

最初に努めた介護施設の主任さんに

「常にアンテナを張って
周りを見なさい」

と教えて頂きました。

その意味はきっと「利用者さんだけでなく
職員の動きも把握しなさい。」と言うことなんだと思います。

職員の動きも把握できればサポートに回れ、
職場での信頼関係も深まっていきますよね。

資格は必要?

施設や事業所にもよりますが、
未経験・資格がなくても就職できます。

私が高校卒業後に就職した施設は
未経験・資格がなくても大丈夫でした。

働いているうちにもっと介護の知識を
知りたくなりヘルパー2級を取得。

(現在は初任者研修と呼ばれています。)

そして5年前に介護福祉士を取得しました。

介護福祉士

3年以上の実務経験と
実務者研修を受けなければ、
筆記試験を受けることができません。

ケアマネジャー

この資格は介護福祉士を取得してから
5年以上実務経験がないと取得できない国家資格です。

「キャリアアップしたいなぁ」と
思った時には初任者研修から
介護福祉士を受験することをおススメ!!

私みたいに働いてみて興味を持ち、
資格取得する人も多いです。

現在、働いている職場でも
数人資格を持っていない方も
一緒に働いています。

資格があった方が有利ですが、
高齢者が好き、人と話すのが好きであれば
資格がなくても十分に介護現場で活躍できます。

まとめ

私もこの仕事を始める前は

「どんな人が向いているのか?」
「どんな資格が必要なのか?」など
疑問に思っていました。

しかし、実際に働いてみると
自然にコミュニケーションが
取れるようになったり、
ハプニングの回避の仕方が身につきました。

少しでも興味があるのなら
一度、介護の仕事に飛び込んでみるのも
一つの手なのかもしれません。

介護職は「4k」

「きつい」
「汚い」
「危険」
「給料がやすい」

と揶揄され、
離職率も多い職業です。

それでも自分なりにやりがいや喜びを見つければ
とても楽しい職業です。

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