しつけ

子どもの性教育の適切なタイミングと言葉がけは?

こんにちは、ゆりです♪

「性教育」

と聞くとドキリとしてしまう人もいるのではないでしょうか。

「うちの子はまだまだ小さいし・・・」
「学校でやってくれるでしょう?」

なんて思いで、避けたくなってしまう気持ちも分かります。
子育てする上では、避けて通れないもの、と分かっているけれど、

いつ頃から?
どんなことを?

と思うと難しく感じることばかり。

生きていく上でとても大切なこと
「性教育」はいつ頃から、どんな言葉がけをしていけばよいのでしょうか。

学校と家庭での「性教育」

学校での「性教育」

「性教育」

と聞くと、私たちが小学校高学年の頃に、保健体育の時間に男女別々の部屋で教わった

「生理や妊娠の仕組み」
「女性と男性の体の違い」
「コンドームのつけ方」

などの表面的なものを思い浮かべませんか?
そしてその内容を、なんだか大きな声では言ってはいけないような感じがして、
「性教育」という言葉そのものにも抵抗感がある人も多いと思います。

学校での「性教育」は、その頃からさほど変わっていません。

しかし、それは実は性教育の「一部」なのです。

家庭での「性教育」

「性教育」とは、生理や妊娠、性交のことだけではありません。

「ジェンダー教育」

つまり、

「男らしさ」
「女らしさ」
「自分らしさ」

というところから始まり、「自分」も「相手」も「大切にする」教育も含まれるのです。

海外では、ジェンダーの概念を幼い時期から教える意識が高いので、
性教育は幼少期早ければ生まれたその時から始まります。

え?!生まれたばかりの赤ちゃんに何を教えるの?!

と思った方もいるでしょう。

年長さんくらいになると、
「おっぱい!」「おちんちん!」を嬉しそうに連呼するがことありますよね。
大人のような性的興味はなくとも、自分と、お父さんお母さんお友達との、
身体的に違う部分などに興味を持つようになります。

そういう事をきちんと話すのは、小学校に上がってから、と思っていると
その時には照れて真面目に聞いてくれなかったり、逃げられてしまったり、なんてことも。

ジェンダー教育を含めた幼い頃からの性教育を通じて得られた感覚は、
「自分」や「相手」を守ることにも繋がります。

「自分の心や体の大切な部分をしっかり守っていこうね」

というお話だと、幼くても、家庭でも、抵抗感が少なく話ができる気がしませんか?

「プライベートゾーン」知っていますか?

「プライベートゾーン」
という言葉を聞いたことがありますか。
それは、「あなただけの大切な場所」

具体的には、水着で隠れる部分、つまり、胸・性器・お尻、プラス
ここは簡単に他人が勝手に触ったり、見たり、触らせようとしたり、
見せたりしてはいけない部分、とされていて、男の子も女の子も同じです。

同時に、危害が加えられた時に命にも直結する場所だ、とも言えます。

・お医者さんに体をみてもらう時や信頼できる誰かに手伝ってもらう必要がある時以外で、もし勝手にそれらをしようとする人がいたら、「勝手に触らないで」「イヤだよ」と言って逃げること。
・スカートめくりやズボンずらし、カンチョーなど、プライベートゾーンにかかわる言葉や行動で他の人に嫌な思いをさせてはいけないこと

これらのことは性犯罪から子どもを守る上でも大切な考え方になります。

どんな時にどんな風に声をかけたらいいの?

性教育の地盤は早ければ早いほどよいので、家庭でどれだけ親子の話ができるかが
とても重要です。

ではどんな風に声をかけていけばよいのでしょうか。

オムツを換えるとき


「おしっこが出て、さっぱりしたね。きれいにしておこうね」などの言葉かけで、清潔にしておく場所である、と伝え、大切に扱ってあげることで、大事にするべき場所であることを伝えてあげましょう。

 

 

トイレトレーニング、お風呂で


排泄後の性器の拭き方を教えるのに加えて、性器をきれいに保つことで、将来元気な赤ちゃんが生まれてくることを伝えてあげましょう。
また、自分で拭いたり洗ったりできる年齢になれば、性器部分は自分できちんと洗うということをさせるのも大事です。

もし、薬を塗るなどで触る必要がある時は「大事なところをちょっとごめんね」と声をかけて、親であっても勝手に触ってはいけない場所なのだ、と教えることもできます。

そしてこんな時は、プライベートゾーンについての話がしやすいチャンス!です

友達や家族・周囲の人とのふれあいがあった時

・お友達と手をつなぐ、つながないでケンカに   なってしまった
・家族から、本人は嫌なのにキスをされた

といった時は、「同意」について話をする
チャンスです。
何かをする時に「同意」をきちんととる、というのは性教育に限った話ではありませんし、プライベートゾーンの場合はなおさら、本当の意味での「同意」はとても大切です。

命の誕生や性に関する疑問を投げかけられた時


少し大きくなってくると、
「赤ちゃんはどこからくるの?」
「SEXって友達が言ってたんだけど何?」
と聞いてくることもあると思います。

早いかな?と思っても、ごまかしたりはぐらかしたりせずに、答えてあげましょう。
小学校にあがる前でも
「女の人の中にある赤ちゃんの卵と、男の人の中にある赤ちゃんの種が、女の人のお腹の中でくっついて赤ちゃんができるんだよ」
という程度の理解はできます。
性的な観点ではなく、科学的な観点から話をしていくとよいでしょう。

NGなのは

「そんなこと言わないの!」

など、強い口調で拒否してしまうこと。

これをしてしまうと、子どもの中には、「これは聞いてはいけないことなんだ」
という印象が残り、結果、自分でインターネットで調べるなど、正しい情報ではないものにアクセスしてしまう危険性があります。

また、「パパとママもしたの?」なんて聞かれるとドギマギしてしまいますが、

そんな時も、落ち着いて、

信頼し、愛し合う大人同士で子どもが欲しいと思った時に、性行為は自然な行為であること

を伝えてあげましょう。
また、

病院などで精子と卵子を合わせるのを手伝ってもう方法(人工授精や体外受精)もあること

も伝えることができます。
ただ、今も性行為をしているかどうか、などの質問に対しては

「それはプライベートなことなので話さないよ」

と線引きをし、こうすることで、
子ども自身も「自分のプライベートなことは話さなくていいんだ」と学ぶことができます。

すでに質問をはぐらかしたり、間違ったことを教えていたら?

この記事を見ている時にはもうすでにそんな質問をはぐらかしてきてしまった!!!

安心してください。
今からでもその間違いを認め、きちんと訂正すれば大丈夫です。

「前に、どうやって赤ちゃんができるか聞いてたよね。
あの時は言えなかったけど、今は答えられるよ」

と伝えてあげてください。
間違いを正すのに、絵本を利用するのもよい手です。
きちんと本になっているというのは情報が信頼しやすく、また、家族とは違う他人からの
情報、というのは頭に入りやすいものです。

自分自身は大切な存在だということ


いかがだったでしょうか。

ついつい、親子だとふざけてズボンずらし、なんてしてしまいませんか?
我が家は小さいころにやってしまっていました。
この話を知った時に、反省し、きちんと謝って、それ以降はしていません。
また、息子が私の胸を触ってきたときには、「ここはママの大切なところだから」
と言うようにしています。

「性教育」

とは、自分も相手も守る教育です。
自分は大切にされている大切にされるべき人である、ということと同時に、
具体的に守るべき心や体の話なのだと分かれば、早すぎるということはないでしょう。

今は、とてもいい性教育の絵本もたくさん出ています。
それらも上手に活用しながら、子どもたちに大切なことを伝えていきたいですね。