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【男性も必見】こんなに辛いっておかしい?PMS(月経前症候群)を知ろう

なんかイライラ、なんか眠すぎる。

そうか、PMSだな、これは。

これは男性のみなさんにも、女性の体の変化を知っていて欲しい!

 

こんにちは、ライターの つみき です。

PMS(月経前症候群)って知っていますか?

生理が近づくとなんかイライラしてきたり、眠くなってきたり、
これもPMSの症状なんです。

少しずつ知られてきた言葉ではありますが、
まだまだ浸透しているとは言えません。

特に月経のない男性は、知ろうとしないと知らないままかもしれませんね。

PMSの症状が出てきたとき、夫にちょっと協力してほしい・・・
と思う時、ありますよね。

PMSに限らず、女性の体調を気遣ってくれる男性はとっても素敵ですから、
不調になるときがある、と知っていて損はないはずです。

男性も女性も、PMSについて知っていきましょう!

一番最後に、参考になるサイトのURLをのせていますので、
深く知りたい方は、見てみてください。

PMSって何?

PMS(月経前症候群)

月経(生理)がくる3~10くらい前から起こる、
体や気持ちの不調全般のこと。

月経(生理)がくると症状が弱まり、消えていくもの。

月経によって引き起こされる症状なので、
ほとんどの女性がPMSに悩まされる可能性はあります。

ですが、個人差があるので、
症状は特にない、という女性ももちろんいます。

女性の中には、PMSという名前を知らず、
なぜか定期的にくる体や心の不調に悩んでいる女性も多くいるようです。

理由が分からない不調だと、自分自身が嫌になってしまいますよね。

でも、PMSだ、と分かるだけで、気持ちはすごく楽になります。

自分がダメだったわけではなくて、月経によって起こるもので、
特別な症状ではない、そんな症状が出ている女性はたくさんいるのです。

PMSの詳しい原因は、よく分かっていない

PMSはなぜ起こってしまうのか、というと、
そのメカニズムはよくわかっていないそうです。

女性が持つホルモンのバランスが、月経によって変わり、
その影響で様々な症状が出る、ということが考えられていますが、
このくらいざっくりとしか、今は分からないようです。

具体的に、どんな症状が出る?

PMSによって起こる症状も、人によって様々ですが、
多く聞かれる症状は、次のような感じです。

体の症状

・乳房の張り、痛みがある

・肌が荒れる、ニキビがでる

・体重が増える

・下腹部が張る

・眠気が抜けない

・頭がずっと重い、頭痛がする

・疲れやだるさがある

・腰が痛い

・むくみやすくなる

などなど

私もPMSがたまにあるのですが、
私が多いのは、頭痛と腰痛ですね。

乳房も張りますし、下腹部も張ります。

張ってきたら、そろそろ月経だな、という目安だと思っていました。

これもPMSだったんですね。

次に、心の症状を見ていきましょう。

心の症状

・イライラする

・泣きたくなる

・ぼーっとする

・怒りっぽくなる

・情緒不安定になる

・憂鬱な気分になる

・家族や身近な人に八つ当たりしてしまう

・集中力が続かない

などなど

私の場合は、イライラが多いですね。

いつもなら許せることなのに、引きずってずっとイライラしてしまいます。

PMSだと分かっていても、落ち着こうと思っていてもなぜか制御できない、
頭の中から飛んでいかないイライラに、またイライラしたり。

体の不調よりも、心の不調のほうが、私はイヤになっちゃいます。

PMSは年齢によって症状の重さが違う?

思い返してみると、月経がはじまってすぐの頃は、
特にイライラした記憶もないし、体に変化が出たこともなかった気がします。

社会人になってからですかね、特にイライラや体の変化が気になりだしたのは。

実は、PMSは年代によって、その症状の重さが違うんです。

月経が始まりだす10代の頃は、月経の周期も不安定なことが多く、
PMSの症状もあまり見られません。

20代に入り、ある程度体が成熟してくると、
PMSの症状が出やすくなります。

ですが、一般的には心よりも体の不調のほうが大きいと言われています。

腹痛がひどくて起き上がるのがツラかったり、
頭痛がひどくてもうなにも出来なかったり。

そして、一番重いとされているのが、30代。

30代になると、体の不調に加えて、心の不調が強く出やすくなります。

仕事も生活も忙しくなってくる30代では、ストレスも増えてくるので、
その影響もあって、PMSの症状も重くなりやすいんだそうです。

その後は、閉経が近くなってくると、
PMSの症状も薄くなっていく傾向にあるそうです。

ただし、PMSではなく更年期の症状が出てくる場合もあり、
その症状が似ている部分もあるので、注意が必要です。

PMSになりやすい人がいる?

PMSは、年代だけでなく、性格によっても、症状が重くなりやすい人がいるんです。

性格は、心の不調に大きく影響します。

こだわりが強い負けず嫌い不満をため込む完璧主義自分に厳しい、など

普段から強く気にしていることがあったり、
自分の動きを無意識に制限していたりすると、それがストレスになりやすく、
PMSの症状も強く出やすくなります。

不調が出たことに対して、必要以上にストレスに感じてしまい、
そのストレスで症状が重くなる、という悪循環。

心当たりがある人は、そういう悪循環もある、ということを
知っておくことも大切です。

PMSがツラかった体験談

冒頭でもありましたが、PMSの症状には個人差があるんです。

特に気にならないほど軽い人もいれば、
生活に支障が出るほど重い症状の人もいます。

生活に支障が出る、というのは、どのくらいなんでしょう?

・お腹が痛くて、ベッドから起き上がれない

・頭痛が重く、ふらふらして立っていられない

・不安なことがあると、涙があふれてきて止まらない

・イライラして、必要以上に子どもや夫に八つ当たりしてしまい、
後で八つ当たりしたことにひどく後悔する

体の症状が重くて普段通り動けないのはつらいですよね。

最近では、生理で体がツラい時に、休みを取れる制度を導入している会社もあるようです。

PMSが広まったおかげですね。

また、情緒不安定になる人だと、
夜になると特に涙があふれてくるという人が多いようです。

漠然と不安感が襲ってきて、泣いてしまう。

その気分からなかなか抜け出せず、何も手につかなくなってしまいます。

精神的な不調でも、生活に支障をきたすことがもちろんあります。

PMSとうまく付き合うには、自分の症状を把握するのが一番

月経が起こる限り、PMSが起こる可能性があります。

このPMSとうまく付き合っていく必要がありますよね。

では、症状を軽くするには、どうしたらいいでしょう?

最初のほうでもありましたが、PMSの症状には個人差があります。

なので、まず、自分の症状を自覚して、どんな症状があるのかを把握することが大切です。

その症状に合わせて、PMSの対策を考えていきます。

むくみがひどいときは、塩分やアルコールを控えたり、

体重が増加してしまう、乳房の張りが気になるときは、
バランスの良い食事を心がけたり、

ホルモンバランスを必要以上に崩さないように、
喫煙を控えたりします。

イライラがひどく、周りに当たってしまう場合は、
出来るだけ一人でいる時間を取ることもおすすめです。

気分が落ち込むときは、友人と話す機会を増やしたりして、
気がまぎれるような楽しいことを用意しておくといいですね。

その他、PMSには有酸素運動が効果的とも言われています。

ちょっと息が上がるくらいの運動を習慣にしておくと、
全体的な症状が軽くなりそうです。

PMSとうまく付き合うには、自分の症状を知ることが必要なので、
月経前だけでもいいので、その不調を日記などに書き出してみましょう。

細かいことでも、ちょっとしたことでもいいので書き留めておくと、
それがヒントとなって、PMS症状の改善に役立つはずです。

生活に支障が出るくらいひどい時は、その日記をもって病院に相談に行くと、
より適切なアドバイスをもらえますよ。

男性も知っておいて損はない、PMS

男性も、男性のために、PMSを知っておいたほうがいいと私は思います。

パートナーがいるときは、その不調を共有することで、
苦しい時に欲しい手助けをしてあげることが出来ます。

これは、男性が手助けをしてあげられる、という嬉しさもあるかもしれませんが、
何より女性が助かるし、ありがたい、嬉しいことです。

腹痛がひどい時、何も知らずに「何かが体に合わなかった?」と聞かれると、
女性はちょっとイラっとしてしまいます。

違う、と否定する元気もないし、イライラが募ってしまいます。

でも、理由を聞かずに、「温めるものを持ってこようか」と声をかけてもらえたら、
もう感動して涙が出てくるほど嬉しいですよ。

私の調子の変化を分かってくれている、それだけでも気が楽になるんです。

その不調の手助けをしてくれる人がいるのは、心強いです。

生理が終わった後は、今度は男性に優しくしてくれるはずですから、
男性にもメリットはありますよね。

また、会社で女性に強く当たられたとき、ちょっとショックですよね。

でもそれがPMSによるもので、なんか調子が悪いだけだと分かれば、
そのショックを半減させられると思いませんか?

(本気でミスを怒られているときは、ちゃんと受け止めてください。笑)

ただ、今のは八つ当たりっぽいな、と思うこともあると思うんです。

何もしてないのに、なんか強く当たられたな、みたいなとき。

理由が分からないと、余計イライラするじゃないですか。

そして、ちょっとその人の印象が悪くなって、
会社の中でなんか変な空気を出してしまったりしますよね。

でも、嫌われたわけではなくて、そういう時期なんだな、と思えれば、
当たられた側のストレスを減らすことが出来ますよね?

八つ当たりされても、深くは気にせず、きっと受け流していいんだな、と思えれば、
深く傷つかずに、すぐ回復できます。

数日後には当たられることもなくなるわけですし。

ただし、PMSかな、と分かっても、決して口にしてはいけません。
自分でも分かっていることを他人に言われるのって、なんか嫌なんですよね。

男性でも女性でも、職場で指摘するのはリスクが高いので、
やめたほうがいいと思います。

心配しているとしても、声はかけないほうがいいと思います。
ただ、心の中で、寛容に受け止めてください。

そして、「PMSかな」と思う前に、
本当に他に理由がないか、しっかり吟味することも忘れないでくださいね。笑

女性の体は、いつでも調子がいいわけではないのです。

私の夫は、あまり体調を崩さないんですよね。

しかも、仕事で大きなストレスがなければ、気分も安定しています。

そんな姿を見て、なんで私だけ・・・と思ってしまうこともあります。

イライラをぶつけてしまった時、それに対して夫もイライラし出した時があります。

「なんでイライラしているんだ、そんなに悪いことをしたのか。」

私の言い訳としては、別にそういう意味でイライラしているわけじゃないんですよ。

私のイライラの原因がうまく伝わっていない気がして、余計イライラ・・・

家の中が険悪ムードです。

あるとき、私は、夫にPMSの症状を伝えました。

イライラしやすい時期があるから、
そういう時は、深く考えずに受け流してほしい、と。

その次の月からは、私も家で過ごしやすくなりました。

私が当たってしまっても、夫は真に受けないようにしてくれて、
「はいはい。」という態度を取ってくれます。

その態度を見て、「あぁ、イライラしてる」と自覚して、冷静になれるんです。
冷静になると、イライラしてごめんね、と謝ることが出来ます。

謝れることが嬉しいのではなく、冷静に戻れることが、私としてはありがたい。

PMS自体に対するストレスが減ったので、
最近はイライラの度合いも治まってきた気がします。

男性にもPMSを知ってもらうことで、女性が助かることもあるんですよ。

直接手助けをしなくても、その症状を分かってくれるだけで、
女性の気持ちは楽になることもあります。

PMSを分かったうえで、どういう助けが欲しいか、話し合うことも大切ですよ。
身をもって実感しました。

男性も女性も、家庭でも職場でも、
PMSとうまく付き合っていけるようになりたいですね。

PMSについてよくわかるサイトをご紹介

最後に、PMSについてよくわかるサイトがあるので、ご紹介します。

「知ろう、治そう、PMS。」

です。

PMS症状かどうかのチェックシートもあるみたいなので、
自分の症状を自覚するのに、役に立ちそうですよ。

自分の症状に合った改善策を見つける手助けにもなりますので、
ぜひ、チェックしてみてください。

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