ママ

【出産】知っておきたい!出産費用と入院日数、産後の入院中は何するの?

こんにちは。hisa115です。

さて、妊娠中に検査等でかかる費用や、出産にかかる費用って、基本的に健康保険が適用されませんよね。

そのため、妊婦健診や出産費用はどのくらいかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか?

産後の入院は何日くらいかなぁとか入院中は何するのかなぁとか・・・

初めて出産される方、妊娠する前に知っておきたいっていう方。
そんな方に今回は、出産にかかる費用や補助金、入院中は何をするかをお伝えしたいと思います。

妊婦健診と出産費用

妊婦健診にかかる費用

妊婦健診の一回の基本検査は3,000~5,000円くらいですが、
検査項目によって1~2万円程度、追加費用が必要です。

合計10万円~15万円くらい。

 

妊婦・乳児一般健康診査票

妊娠が分かったら、妊娠届を出しましょう。

母子健康手帳を交付してもらう時、一緒に妊婦・乳児一般健康診査票がもらえます。

安心・安全な出産のために必要とされている受診回数が妊婦健診は14回程度。

14回分を公費の補助で健診が受けられる受診票です。
自治体によって助成金額は違いますが、妊婦健診の自己負担額は抑えることができます。

 

出産費用

分娩方法(自然分娩・帝王切開・無痛分娩)よって異なります。

自然分娩は病気や怪我ではないので健康保険が適用されません。
出産費用の平均は50万円ほど。全額自己負担になります。

帝王切開は、費手術や麻酔、検査、入院料などの医療費は健康保険が適用されます。費用のすべてに保険が適用になるわけではありません。
帝王切開は、自然分娩の10~20万円ほど高くなることがあります

無痛分娩は、基本、保険適用外。
普通分娩の10~20万ほど高くなるでしょう

※部屋の種類や医療機関によっても異なるため、あくまでも目安です。

かわいい我が子のためとはいえ、かなりお金がかかりますよね。

そこで、出産費用の助けになるのがコレ!

出産育児一時金 一児につき42万円

健康保険に加入している人(被保険者)、家族の扶養に入っている人(被扶養者)。妊娠4ヵ月(85日)以上で出産した人が対象。

出産したときに、健康保険組合に申請すると一児につき42万円が支給されます。
(産科医療補償制度に加入していない医療機関等で出産された場合は40万4千円となります。)

※産科医療補償制度…万一、分娩時の何らかの理由により重度の脳性まひになった場合、子供とご家族の経済的負担を補償するもの。

 

出産育児一時金・直接支払制度

本人に代わり、健康保険組合から、直接医療機関に、出産育児一時金の額を上限として支払う制度です。

医療機関で保険証があれば簡単に手続きができます。

出産にかかった費用を、出産育児一時金(42万円)より上回った差額のみ支払えばいいっていうことですね。

出産費用が出産育児一時金を下回った場合は健康保険組合に申請が必要になります。

直接支払制度が導入されていない医療機関もあります。

そんなときは・・・

出産育児一時金・受取代理制度

直接支払制度が導入されていない医療機関は受取代理制度があります。

出産育児一時金との差額を支払う。これは直接支払制度と同じですね。

受取代理制度は、出産予定日の2ヵ月以内までに健康保険組合に申請が必要となります

 

出産手当

〇出産手当は、本人が勤務先の健康保険に入っていること。

〇出産のために会社を休むことになった。

〇妊娠4ヵ月以降の出産であること。

の3つが条件です。

出産のため、会社を休みその間の給与の支払いを受けなった場合
出産の出産日以前42日(多胎児は92日)~出産翌日以後56日までの範囲で会社を休んだ期間を対象に出産手当が支給されます。

一日あたりの金額
【支給開始日以前12ヵ月間の各月の標準報酬月額を平均した額】÷30×(2/3)

産後の入院日数

入院期間は医療機関によっても、分娩方法や、初産か経産によっても違ってきますが

普通分娩は出産日を5日前後

帝王切開で出産した場合は10日前後が目安になります。

産後の入院

【通常分娩の場合】出産後は分娩室で2時間ほど安静。

経過が良ければ帰室し、出産5~6時間後歩行開始、12時間後くらいからシャワーが可能。

産後は子宮の収縮をうながすため、尿が溜まっても尿意を感じにくかったり、尿が出にくかったりすることも。

 

入院中は、ママや赤ちゃんの体調の経過のチェックや、ケアをするだけではなく
赤ちゃんのお世話の仕方を教えてもらったりもします。

赤ちゃんのお世話になれることと、体調を整えることが大切です。
できるだけ体を休めましょう。

母子別室が主流だったけれど、
最近では、母乳推奨のためや、入院中の短い期間に子育てに必要な最低限のことに慣れてもらうために、出産直後から母子同室というところもあります。

赤ちゃんが夜中泣いて、ママが寝不足などで辛くなったら、
新生児室で預かってくれるので、無理しないようにしましょう。

母子別室か同室などは医療機関によって違うので、妊娠が分かったときや妊娠前に確認しておくといいですね。

体を休めつつも・・・

授乳の仕方・ミルクの作り方(哺乳瓶の管理の仕方など)・おむつの替え方・
沐浴(もくよく)の仕方など。初めて出産される方は教えてもらうことがいっぱい!
※沐浴・・・ベビーバスなどでお湯に浸かること

でも、退院した後からが本番!入院中は医療機関の人や同じく初産の方、先輩ママもいます。不安に思ったら、いっぱい質問したり、話を聞いてもらったりすると良いかな・・・と思います。

最後に

今回は出産にかかる費用や補助金、入院日数、入院中にすることについてお伝えいたしました。
出産育児一時金の直接支払制度・受取代理制度は大いに活用すべきだと思います。

私は、出産後に申請すれば補助金が出るということまでは知っていましたが、直接支払制度・受取代理制度があるということを知ったのはほんとつい最近。

出産手当があることを知ったのも、3~4年前です。周りに子育て中のママさんとかいれば、話に出てくるかもしれませんが・・・なかなか機会もなかったかなって思います。

いろいろな制度や補助金があるということを誰もが知っているよっていう当たり前のものになってほしいものですね。

出産することにたくさん不安や心配事があるかと思いますが、

出産する前に一つでも多くの心配事を取り除いて、出産という素晴らしい日を迎えられるよう願っております。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

0